骨切り術

63歳 女性
両膝痛のために階段の昇り降りもつらくなり、受診しました。手術の説明に十分納得し、両膝の骨切り術を受けました。ひどいO脚だった足が、術後は、まっすぐな足になりました。 なにより、術前のつらい痛みが消失し、気持ちも楽になりました。短時間であれば正座も可能ですし、最近はテニスもできるようになりました。自分でも驚いています。

ドクター
O脚をX脚にする骨切り術は人工関節手術と比較すると、術後の改善に期間を要しますが、術後1年後の状態は人工関節手術よりもより良い状態になることが多いのです。 正座ができるようになることもめずらしいことではありません。人工関節のように耐久年数の問題もありません。
左膝の高位脛骨骨切り術を受けられたCさんの例
術前、左膝は歩行時に常に痛みを感じ、憂鬱な毎日でした。
膝は腫れて、正座もできませんでした。
左膝はO脚傾向がみられました。


骨切り術後は、膝がまっすぐになりました。
軟骨が消失していた膝内側部分に、術後9ヵ月後には軟骨(線維軟骨)が再生しています。


術後は山道も登れるようになりました。 正座もなんとかできます。
前十字靭帯再建術と高位脛骨骨切術を同時に受けられたDさんの例
10年前にサッカーの試合中に前十字靭帯を断裂。数年前から膝の変形が出現し、サッカーは断念。日常生活にも支障が生じたため手術を決断。術後約1年頃には傷みなくサッカーへ復帰。以前感じていた膝のぐらつきも消失し、思いっきりサッカーができるようになった。

様々な高位脛骨骨切術
・オープンウェッジ法








・クローズド法




・ハイブリッド法



