前十字靭帯(ACL)再建術後のアスレティックリハビリテーション
アスレティックリハビリテーションとは?
アスリートにとって、患部のみのリハビリテーションだけでは、早期のスポーツ復帰を果たすことはできません。
一日も早いスポーツ復帰のためには、患部のリハとともに、全身のトレーニングを段階的に進めていくリハビリ:アスレティックリハビリテーションが必要不可欠です。
前十字靭帯(ACL)再建術後のアスレティックリハビリテーションの実際
術後2日目~
炎症症状を抑える/筋力の回復/膝の可動域改善
※入院期間は7~10日間程度です。
術後3週間~
筋力の回復/膝の可動域改善/バランス感覚の再習得
※2~3週間で松葉杖なしの歩行ができます。
術後約2ヶ月~
筋力の回復/再受傷予防のための動作習得
術後約3ヶ月~
筋力の回復/再受傷予防のための動作習得/競技復帰のためのトレーニング
術後5ヶ月~スポーツ復帰
手術後、安全かつできるだけ早期にスポーツ復帰するために、筋力の十分な回復、再受傷防止のための動作を身につけることが重要であり、定期的にチェックすることが大切です。
※スポーツ復帰の時期は個人によって異なります。
※上記画像は患者様の同意を得て掲載しています。
当院では、前十字靭帯損傷予防プログラムを作成し、指導しております。 損傷を受けやすい女子スポーツ(バスケ、サッカー、ハンドボール、バレーなど)チームの指導者の方はぜひ、ご相談下さい。